デトランスαの腋汗対策は強力!使い方には注意して。
デトランスαは、デンマークで作られた「わきが」「足の臭い」「多汗症」対策製品です。
考え方としては、「制汗」をしっかり行うことで、臭いの原因を絶ってしまうというものです。
ただし、購入前に注意しておきたいのは
- かなり強力
- 日本製ではないので、サポートがほぼ無い
- 使用方法が少々面倒
- 肌が弱い人にはオススメしにくい
・・・・という4点。
継続して使いやすいものを探している人には、デトランスαよりも、クリームタイプの肌に優しいものがオススメかもしれません。
※デトランスαとパースピレックスは同じ商品です。デトランスαの注文をしたはずなのに、容器に”Perspirex”(パースピレックス)って書かれたものが送られてきますが、これ、類似品ではなくて正真正銘のデトランスαです。
デトランスαの基本情報
■初回購入 2,900円(税抜)
■通常購入 8,560円(税抜)
■返金保証 無し
■おススメ度 B ※おススメ度はS A B C D Eの5段階
消臭力 ★★★★★
夏でなければ、1日~数日間、脇汗を抑える効果が続きます。
サラサラ感 ★☆☆☆☆
ベタベタ感がかなり強いです。特に、夜に塗った直後が辛いです。
香り ★★★☆☆
かなり強いアルコール系の匂い。塗った後もしばらく続きます。
持ち運び ★★★★★
コンパクトで、目立たないデザインです。
子供の使用 ★★☆☆☆
説明書に、特に記載がありません。制汗力が強力なので心配。
デトランスαの使い方と使用感
デトランスαはロールオンタイプの制汗剤
デトランスαはこんな感じのロールオンタイプの制汗剤です。
ロールオンタイプの場合、ロールの直径が小さいと使いづらくなってしまうんですが、デトランスαのロール部分の直径は、2.4cmくらいあるので、脇の下に塗りやすいです。
脇の下にある汗腺を漏れなくふさいでくれるので、脇汗がしっかり押さえられるイメージです。
液体は透明で、臭いは・・・病院のアルコール消毒液の臭いですね。
ちょっと強い臭いなので、嫌いな人にとっては、とても辛い臭いになります。
使い方に特徴。塗るだけじゃないので気を付けて!
デトランスαの使い方は、ちょっと変わっているので気を付けて下さい。
まず、このロールオンを、夜、風呂上がりに脇の下に塗ります。
その後、良く乾かしてからパジャマを着ます。
乾かないうちにパジャマを着ると、脇の部分に液体が付いてしまうので気を付けて下さい。
そして、ここからがポイントです!
朝起きたら、脇の下をぬれタオルなどで良く拭いてください。
これを忘れてしまうと、脇の下が、一日中ベタつくことになってしまいます。
デトランスαは、ちょっと使いづらい
こんな感じですが、塗った直後のベタつき感がどうにも気持ち悪いです。
乾いたのかな?乾いてないのかな?っていう状態がずっと続いてしまうので、途中でパジャマを着るしかない感じです。
慣れてくると、乾いたタイミングが何となくわかる気がするんですが・・・最初は使いづらいですね。
もう一つの問題点が、
翌朝にふき取るのを忘れてしまう
という点。
朝って、寝ぼけているのと、完全に目覚めるとバタバタしてしまうのとで、脇の下を拭く余裕が持てない時が多いです。
ちなみに、拭き忘れるとどうなるか・・・なんですが、気が付いたら、何となく脇の下にベとっとした感じがします。
ベタベタしているのと違うんですが、何か塗っているな・・・という違和感があります。
デトランスαの腋汗・わきがの臭い対策は強力だった!
実際の効果なんですが、これは強力ですね。
ただし、汗を全くかきません・・・というわけにはいかず、私は腋汗の多いタイプなので、暑い日には多少汗ジミとか出来てしまいました。
でも汗の量は確実に少なくなっているし、臭いも抑えられている感じがします。
説明書を読むと、最初は毎日塗って、徐々に塗る間隔を開けるということが推奨されているんですが、たしかに、暑い日でなければ、2日くらいは余裕で効果が続くこともある感じはします。
デトランスαの特徴
デトランスαは脇汗に対する制汗力が凄い
わきが臭がする理由は、結局のところ、汗をかくからです。汗は「汗腺」というところから出てきます。
よく、わきが対策商品のホームページなんかで「エクリン腺」とか「アポクリン腺」なんていう言葉を目にすることがあるかもしれませんが、その「エクリン腺」「アポクリン腺」が「汗腺」のことです。
デトランスαはこの2つの汗腺にフタをしてしまって、脇汗が出ないようにしてしまうものです。
だから、「わきが」が強力に抑えられます。
「わきが」ではなくとも、脇の下の汗の臭いが気になっている人にはお勧めできます。
脇汗の汗じみで悩んでいる人には、効果がありますよ!
デトランスαの欠点は4つ
一見完璧に見えるデトランスαの制汗対策なんですが、補えない部分が2つだけあります。
■強力すぎて全身に塗れない・・・加齢臭・体臭対策は無理
デトランスαは、強力な制汗効果がある一方で、局所的にしか使えないんですよね。脇の下、足、手・・・など。
ここはロールオンの限界で、石鹸やボディソープのように全身の臭いを・・・というわけにはいかないです。
そのため、どうしても、加齢臭とか汗の臭いとか、体臭全般には効果を発揮できないですね。
■使用感が悪い。ベタつく。
デトランスαは、夜塗って、朝拭き取らないとなりません。
ただ、朝拭き取っても・・・やっぱり脇の下のベタつき感がとれないんですよね・・・。
ましてや、朝、バタバタしていて、ふき取るのを忘れていたりすると・・・夜に風呂入ったくらいだと、ベタつき感が取れなくなります。
このあたりの使い心地の悪さが何となればな・・・と思います。
■肌が弱い人に不向き
デトランスαは肌の上に汗を抑える「フタ」をしますから、肌の上にセメダインを塗ったような突っ張り感が出てしまいます。
そのため、私のような肌が弱いタイプだと、肌が赤くなったり、痛くなったりしてしまいます。(あくまでも個人的な感想です。)
肌の弱い人や、子供には不向きですね。
■デンマーク製なので・・・製造元のサポートが受けられない
デトランスαは、デンマーク製の制汗剤で、輸入品です。
そのため、日本製の商品に比べると、メーカーサポートにどうしても限界があり、困った時に相談に乗ってもらうのが難しいです。
わきがや汗の悩みを持っていて、使用法・成分などの質問、何かあった場合の相談窓口は?となると、日本製のものがオススメです。
デトランスαの欠点が気になる人には、クリアネオがおすすめ。
デリケートゾーンもカバーできる消臭・制汗クリームで、肌にもとても優しいタイプです。
塗った後も、すぐにサラサラになりますから、使用感を重視する人にも良いですね。
制汗剤の比較と選び方(戻る)