わきがと皮膚の保湿の関係とは? 

最近、保湿成分を含んだ制汗剤が以前に増して販売されています。
ジェルタイプのものや、クリームタイプなど、「保湿」に重点を置いた制汗剤は今とても注目されています。

では、なぜ汗のニオイには保湿が重要なのでしょうか?
今回は、汗のニオイと保湿の関係について考えてみたいと思います。ワキガでお悩みの方は、是非参考にしてくださいね。


蘇原様画像蘇原しのぶ(そはらしのぶ)
しのぶ皮膚科(三田)院長

皮膚科医として12年以上勤務した後、美容医療の道へ。豊富な臨床経験に裏付けられた“しのぶメソッド”で全国から多くの支持を受ける。日本アンチエイジング外科認定医。ラジオ・テレビなどで最新の美容情報を精力的に配信している。


汗そのものは臭わない?ニオイが発生する理由とは

 

これから梅雨の時期に入りますね。雨続きのじめっとした時期を過ぎれば、むし暑い夏が始まります。
汗を掻く時期になると、汗のニオイに悩まれる方は大変多いかと思います。
例えば、営業職の方や接客業の方、学生さんもニオイには悩まれることでしょう。
皆さまはどのようにニオイ対策をしていますか?

常に清潔にしていることが何よりですが、そうは言ってもすぐにシャワーを浴びられるわけではありませんね。
忙しい皆さまにとっては、制汗剤は必需品という方も多いことでしょう。
最近は市販の薬も大変高性能になってきていて、色々な工夫がなされており、保険で処方される薬よりも高性能ということもよくあります。

汗の臭いを気にする女性

さて、そんなニオイの中でも、特に「脇のニオイ」を気にされる方は少なくなりません。
では、そもそも脇のニオイとは何なのでしょうか?

脇のニオイといったら、脇汗のニオイだとは思われる方が多いかと思いますが、実は汗そのものにはニオイはありません
また、汗にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺という二種類が存在しますが、ニオイに関与してくるのはアポクリン汗腺です。
エクリン汗腺が、ほぼ全身に分布しているのに比して、アポクリン汗腺があるのは一部です。
脇、陰部、乳輪といわゆる汗のニオイが気になるところにあります。

そして、そのニオイは汗そのものの匂いではありません。
汗そのものは無臭ですが、汗が細菌に分解されることにより、ニオイを発生させるのです。

皮脂が多いとニオイも強い?「保湿」で皮膚を健康に

 

ニオイが発生するプロセスには、皮脂も関係しています。
皮脂と汗が混ざり合うと、ニオイを伴う分解作用が発生しますので、皮脂の量が多いほどニオイが強くなるという傾向があります。

実際に顔がテカテカと脂の多い人や耳垢の多い人はニオイが強いのです。
皮脂の過剰分泌を含む、皮膚に関するすべての「過剰・過少」は、皮膚の状態が健康でないことから生じています。

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そして、皮膚の健康状態を見る大切な指標の一つは「保湿」です。
保湿が不十分で肌が乾いていると、皮膚の表面が乱れます。
これは、皮膚の健康 = 皮膚の細胞が、敷石の様にキメを整えて整列するということ = 保湿が大切、ということです。
ですので、様々な季節に応じた保湿ケアはニオイ対策のためにはとても重要です。

ワキガ対策はどうすればいい?

 

ワキガ対策はどうしたら良いのでしょうか?

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まずは、汗をきちんと拭き取ることが大切です。
小さなタオルハンカチなどを持ち歩いて、ニオイが気になるところはこまめに拭きましょう。
水で濡らしたタオルですと、さらに良いでしょう。

また、吸水性のある下着をつける事も大切です。
最近は涼しい素材であることばかり着目され、吸水性の乏しい下着が多く出回っていますが、ワキガ対策には適していません
そういった身近な対策をした上で、市販のデオドラントを使う方も多いと思います。

以前は市販のデオドラントで痒くなってしまったり、皮膚が荒れるということがありましたが、最近は、皮膚の状態を正常にするための高品質な保湿ケア成分が入っている高機能な製品もあり、デオドラントを使用することで皮膚状態がむしろ良くなることさえあります。

皮膚は汗腺・皮脂腺の状態が健康でなければなりませんので、保湿ケアはしいては汗や皮脂による皮膚トラブルを解決する元となります
ですから、品質の良いものを吟味して、ワキガ対策をされることがとても大切です。

これからの汗の季節、正しいニオイ対策をしてくださいね。

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