加齢臭防止のための体の洗い方
さあ、いよいよ体の洗い方です。ニオイ対策なら体はしっかり洗った方が良いのはもちろんなんですが、加齢臭防止のための体の洗い方は、ちょっと気をつけないといけないことがあります。
体の洗い方の基本、洗う順序に気をつける
で、頭の洗い方のところにも書いたんですが、まず最初に気をつけることは、洗い方の順序。体を洗った後にシャンプーしないでくださいね。せっかく洗っても、その後に頭から流れてきたシャンプーが体についてしまったら、皮膚の炎症とか背中ニキビとか、体臭の原因になってしまうことって普通にあります。特にトリートメントやリンスを使っている人は、このあたり、気をつけてください。
加齢臭防止なら、体をゴシゴシ洗うのは禁止です
さて、体を洗う時なんですが、、まずは、タオルでゴシゴシやるのは絶対禁止です。皮膚が傷ついたり、刺激が強すぎたりすると、入浴後にかえって皮脂が分泌されてしまいます。皮脂は加齢臭の発生元ですから、ゴシゴシ洗うことは、加齢臭の発生原因を自分で作ってしまうことになりますからね。
では、タオルじゃなくて、どうやって洗うんだ!?ってことになりますが・・・・
泡立てネットで石鹸を泡立てて、手のひらで体に塗って下さい。
何と言ってもこれが基本。手のひらを使うことで、皮膚を傷つけずに、石鹸で体を洗うことができます。
さらに、泡立てネットを使うことで泡のきめ細かさが全然違ってきます。じゃあ、なんで、泡のきめ細かさが大切なのかって言うと、泡がきめ細かければ、その分皮膚の毛穴の奥まで石鹸の成分が浸透して、汚れを絡め取ってくれるからです。
え~っ!面倒くさいな・・・本当かよ!
とかって言わないでくださいね(汗)。これ、いろんなメーカーさんに電話して聞いたところ、ほぼ口をそろえて言っていることです。で、同時にメーカーさんが言っているのが、「でも、男性は面倒くさがる人も多くて・・・」ってことです(笑)。MANAOも試してみましたが、確かに違ってきますから、ここは是非実践してください。
体を洗う前にやっておくべきことがある
で、ただしですね、泡立てて、ただ皮膚に泡を塗るだけだと・・・垢が落ち切れなかったり、翌朝、体から加齢臭が漂っていることもあったんで・・・、ここからは、大事なところです。
まず、話が少し戻るんですが、MANAOは必ず湯船に入った後に体を洗います。これ、洗顔方法のところでも書いたんですが、理由は「体の汚れを浮き立たせるため」です。簡単なことなんで、これは是非やってみてください。本当に違ってきます。シャワーのみの人は、体を洗う前に、念入りにお湯のシャワーを体にかけるだけでも違ってくると思います。
加齢臭防止のための洗う順序と洗い方
さて、泡立てた後の泡を体に塗るわけですが、これも顔の時と一緒で、一番加齢臭がしやすい部分、あと体なんで、汗臭くなりやすい部分から、泡をつけていってください。
まず、体の中で一番加齢臭が発生しやすいのは胸まわりです。まずはここに念入りに泡を手のひらで塗っていきます。
次は耳の後ろから首筋にかけて。ここも加齢臭が発生しやすいところです。特に耳の後ろは忘れやすい部分なんで気をつけてくださいね。パートナーや娘さんがいる人は特に注意。後ろから抱きつかれた時に、「臭い!」って言われたらショックですから・・・(涙)。MANAOもこれで、娘に「臭い」って言われました(汗)。
ここまでが加齢臭注意報が鳴りまくっている部位。で、次は汗の臭いのケアをするために、腋の下と股間、足の指と足の裏ですね。特に気をつけたいのは足の指。指と指の間は汚れがたまりやすい上に、臭いやすい部分。これ防ぐために、5本指ソックスなんていうのがあるくらいですから。指と指の間を、手の指で念入りに泡で擦ってください。ここは少々強めでも良いです。
後は、気の向くままに泡を塗っていけば良いのですが、気をつけたいのは、腰まわりです。ここ、結構、垢がたまりやすい部分なんです。ここだけは手のひらで結構強めに擦った方が良いですね。そうしないと、洗った後に、体から垢が出てくる・・・なんてことになり兼ねません。MANAOは、実際、これで垢がボロボロ出て困ったことがありました。
体を洗った後の保湿が、加齢臭防止の最後の仕上げ!
シャワーで体を流した後は、化粧水や乳液で保湿をしっかりして下さいね。
何度も言ってしつこいんですが(汗)、、皮膚が乾燥していると、皮膚は、皮脂を分泌します。そして、それが加齢臭の原因になります。
せっかく体をキレイしても、それが、加齢臭発生の原因を作っていたらシャレになりませんからね。
化粧水と乳液のどっちを使ったら良いのか・・・って言うと、メーカーさんに聞くと両方勧められますが、面倒くさくなりそうな人は、最初は、化粧水から始めてみてください。